在宅勤務になって気づいた。オンラインとオフラインで人間はキャラが違う
リモートワークを断じて許さなかった勤務先も、いつのまにか在宅勤務の許可が出ていました。一生出ないと思っていました。驚きました。
オンラインとオフラインでキャラが違うという人、いるでしょう。私もそうです。仕事の際に文字にすると、少し強めの発言になっていて驚くときがあります。在宅勤務になって気づいたコミュニケーションの問題を記録しておこうと思います。
家にいると、仕事がはかどる
家にいると、とても忙しいです。なぜかいつもより仕事をしている気がします。私がくそ真面目なのかもしれませんが、普段はマネジメントもせねばなりませんので、しょっちゅう中断し、常にマルチタスクで全部の仕事が中途半端状態でした。ですが、マルチタスクを遮断して、ひとつのタスクに集中することができるので、あれ思ったより業務が進むなって思いました。
はかどるのはマルチタスクではないから。でもそれが意味すること
はかどるのはマルチタスクではなく、しっかり集中できるからです。また優先順位も冷静に付けられるようになりました。9時から10時はAの仕事、10時から10時半はメールチェック、10時半から…と自分のやりたいようにスケジュールを組むことができます。
しかし、気づきました。自ら仕事が進められる人と、確認しなければ前に進めないタスクを持った人がいます。これは能力の問題ではなく、業種や職種、立場の問題です。例えばクライアントを抱えて制作物のディレクションを進めているような人です。部長の承認を必要としているような人です。量産のGOを待っているような人です。
となると、そういう人って意外と被害を受けているんじゃないかなと思いました。
後輩の手戻りが多い気がする
実際に、後輩や部下が変な方向に突っ走り、手戻りが発生するケースが少し増えているような気がします。確認が億劫になることと、説明が雑だったり下手だったりすることが起因しているように思います。
そもそもオンラインとオフラインで人間はキャラが違う
これはオンとオフの使い分けという話でなくて、オンラインだと発言強め人間がいませんか? 直接尋ねるととても分かりやすい説明なのに、オンラインだととたんに雑、回りくどい、口語でよくわかんない人。もちろん逆にオンラインが上手な人もいます。
自覚しないと、手戻りを増やすなと思いました。気づかないうちに、指示を受ける人の仕事を増やしている。
信頼感も影響する
信頼されている人と、そうでない人。私も別の人が同じことを言ったときに、普段の発言がロジカルで根拠をしっかり持った、正直な人のほうを信頼すると思います。普段積み上げてきたものが、在宅でも影響しているように思うのです。
私はオンラインだと返答が早いけど少し雑な人間です。誤解をしている人に、ときどき強めに発言をしてしまうことがあります。普段弱いくせに。このような自覚をしたほうがいいな、これいっぱい不幸な人を生み出すのかもなって思ったのでした。
気を付けること
指示をする場合は丁寧に、明確に、解釈がいろいろできるように抽象的にしない。
指示を受ける場合は、分からない場合は分かったふりせず、お前の説明分かんないってちゃんと言う。
というのを覚えておこうと思います。